こんにちは。
海外のどでかいチョコチップクッキーが好きなえどまゆ(@edmayu_ge)です。

ちょっとチュウイーなやつを牛乳に浸して食べると至高
今回は、英語のレシピを読むときに役立つ「分量の英語表現」を、まとめて解説したいと思います!
海外に暮らしていると、英語のレシピを見て料理を作ったり、外国の友達に日本食のレシピを教える機会ってありますよね。
そんな時に

おおさじって英語で何?ビッグスプーン?(※違います)
と、分量をうまく英語で言えなかったり、

レシピの"Hint"って何?分量?ヒントください!
なんて、英語の意味がよく分からないこともありますよね。
この記事では、英語レシピの、特に「材料(Ingredients)」の欄でよく目にする、分量を表す英語表現をまとめました。
海外で料理をする方なら、覚えておいて損はない表現ばかりですよ!
分量を表す英語表現の一覧表
英語のレシピでよく見る分量を表す英語表現
日本語 | 英語 | 読み方 |
---|---|---|
カップ | Cup | カップ |
大さじ | Table spoon (tbsp) | テーブルスプーン |
小さじ | Tea spoon (tsp) | ティースプーン |
ひとつかみ | A Handful | ア ハンドフル |
ひとつまみ | A Pinch | ア ピンチ |
少々 | Dash / Hint / Touch etc. | ダッシュ / ヒント / タッチ など |
まるごと | Whole | ホウル |
ひと切れ | A Slice | ア スライス |
ひと束 | A Bunch | ア バンチ |
英語表現のくわしい解説

ここからは、各表現の詳しい分量や、英語表現の解説をしていきます!
カップ=Cup
「カップ」は英語でもそのまま「Cup(カップ)」です。
1/2は「half」、1/4 は「quarter」と表記されることもあります。
「1/2 cup of water」は「カップに半分の水」という意味。
「half a cup of water」でも同じ意味です。
オーストラリアの1カップは250mlです。
日本の1カップは200mlなので、50mlの差があります!
レシピを見るときは注意しましょう。
大さじ=Table spoon
「大さじ」は英語で「Table spoon(テーブルスプーン)」です。
カレーを食べるときのようなスプーンを「テーブルスプーン」と呼びます。
「Tbsp」と略されることもあります。
例えば「大さじ2杯の牛乳」と言いたいときは
「2 table spoons of milk」となります。
ちなみにオーストラリアの大さじは20ml。
日本の大さじは15mlなので5mlの差があります!
レシピを見るときは注意しましょう。
小さじ=Tea spoon
「小さじ」は英語で「Tea spoon(ティースプーン)」です。
コーヒーの横についてくるような小さいスプーンを「ティースプーン」と呼びます。
「Tsp」と略されることもあります。
上記のTbspとよくにているので、気をつけましょう。
みなみに小さじはオーストラリアも日本と同じ5mlです。
ひとつかみ=Handful
「ひとつかみ」は英語で「Handful(ハンドフル)」です。
「手のひらいっぱいの」のいう意味のHandfulを使います。
目分量なのですが、たっぷりひとつかみ=1/2カップ位の量が目安です。
「Small handful」という表現もあり、「Handful」よりも少なめの、軽く一握りという意味です。
量はだいたい1/4カップくらいが目安です。
ひとつまみ=Pinch
「ひとつまみ」は英語で「Pinch(ピンチ)」です。
摘むという意味の英単語のPinchを使います。
「a pinch of salt(ひとつまみの塩)」という表現はレシピでよく見かけるので、ぜひ覚えておいてください。
目分量ですが、だいたい親指・人差し指・中指の3本指でつまんだくらいの量です。
少々=Dash / Hint / Touch(ダッシュ / ヒント / タッチ)
「少々」は英語で「Dash(ダッシュ)」「Hint(ヒント)」「Touch(タッチ)」など。
すべて「少量の」という意味の単語。種類がいっぱいですね!
「knob」「a few」「little」など、ほかにも「少々」を表す表現はたくさん!
対象の食材が、液体なのか、個体なのか、粉なのか……などによって、使い分けます。
「少々」も目分量なのですが、風味付けに「少し垂らす、振りかける」くらいのイメージ。
小さじ1くらいが目安です。
まるごと=Whole(ホウル)
「まるごと」は英語で「Whole(ホウル)」です。
「全体」という意味のWholeを使います。
例えばレシピに「A whole cabbage」と書かれていたら、キャベツを丸ごと1玉使います。
「1/2 whole」と書かれていたら、半分です。
○切れ=Slice(スライス)
ひと切れ、ふた切れの「○切れ」は英語で「Slice(スライス)」です。
「パンをスライスする」など、日本語でも馴染みのある表現なので、イメージしやすのではないでしょうか。
「A slice」はひと切れ、「2 slices」はふた切れ、「Half a slice」は1/2切れを、それぞれ表します。
パンやハム、ベーコン、チーズなどによく使われる表現です。
○束=Bunch(バンチ)
1束、2束、の「束」は英語で「Bunch(バンチ)」です。
房や束という意味の「Bunch」を使います。
例えば「A bunch of flowers」は、「花束」という意味です。
レシピの「Bunch」は、生のハーブや小口ネギ、ニラ、ケールなど、束になっている野菜や植物に使われる表現です。
例えばレシピに「2 bunches of fresh basil」と書かれていたら、フレッシュ(生)のバジルを2束使います。
これも目分量なので、「どのくらい??」と迷うことが多い表現です……。
スーパーで売られている「1束」の量を目安にしてみると良いでしょう。
実際のレシピを見ながらおさらい!
ここまで紹介した英単語を使って、架空のレシピを作ってみました!
なんと書かれているのか、日本語に直してみてください。

まずは英語のレシピ
- 1 whole chicken
- 2 bunches fresh basil
- 1 slice ham
- 1/2 cup flour
- 2 tbsp soy sauce
- 1 tsp sugar
- a dash of olive oil
- a pinch of salt and pepper

全部わかりましたか?
日本語レシピで答え合わせしてみましょう!
- 鶏肉 まるごと一羽
- フレッシュバジル 2束
- ハム 1切れ
- 小麦粉 1/2カップ
- しょうゆ 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- オリーブオイル 少々
- 塩コショウ ひとつまみ
いかがでしたか?
「余裕だった!」という方は、さっそく現地の英語レシピを使って、料理を楽しんでみてくださいね。
「半分くらいしか分からんかった……」とう方も、海外で料理をするなら知っておいて損はない表現ばかりなので、ぜひ全部覚えてみてください。
まとめ
英語のレシピを読む時に役立つ、「分量」を表す英単語をまとめました。
ぱっと見てイメージできる単語から、初めて見る単語まで、色んな英語表現があったのではないでしょうか。
料理のレシピで使われる単語や表現は、あまり日常的に使わないものもあるので、少し難易度は高めかもしれません。
その分理解できると、「こなれ感」のある英語が話せるようになるので、英語力アップにも繋がります!
例えば少々という意味の「Dash」を使って

「Can I have a dash of milk in my tea?」
(紅茶に少しミルクを入れてもらえますか?)
なんて言えたら、格好良いですよね。
- 英語レシピを読んで英語学習ができる
- 料理を作って美味しいものが食べられる
という、一石二鳥の英語学習術でもあります。
海外生活中は、ぜひ現地の英語レシピを見ながらの自炊にもチャレンジしてみてください!
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