こんにちは!
菓子パン総選挙はメロンパンがぶっちぎり優勝のえどまゆ(@edmayu_ge)です。
今回は皆さんが愛してやまない「白い粉」についてお話します。

そう、小麦粉です
海外で小麦粉を買おうと思って
- 種類が多くて何を買ったら良いのかわからない!
- 日本の小麦粉と違いはあるの?
- 英語の小麦粉の名前がわからない
なんて迷った経験のある方、多いのではないでしょうか?
そこで今回は、海外で売られている小麦粉の種類・選び方について、
オーストラリアのスーパーで売られている粉を紹介しつつ解説してみます!
- 海外(オーストラリア)で買える小麦粉の種類と違い
- 日本でもおなじみの小麦粉たちの英語での呼び方
- パンを作る時・お菓子を作るときの小麦粉の選び方の違い
↓小麦粉以外のグルテンフリーの粉(豆の粉や野菜の粉など)については、以下の記事で紹介しています

オーストラリアにお住まいの方はもちろん、他の国で自炊する方への参考にもなれば幸いです!
\小麦粉を使ったおすすめレシピ/



オーストラリアで売られている小麦粉5種類を紹介
オーストラリアで購入できる一般的な小麦粉は
- Plain Flour(プレーンフラワー)
- Self Rising Flour(セルフライジングフラワー)
- Baker’s Flour(ベーカーズフラワー)
- Whole Meal Flour(ホールミールフラワー)
- Spelt Flour(スペルトフラワー)
の5種類です。種類が多い!
それぞれの特徴や違い、おすすめの使い方を見てみましょう。
Plain Flour(プレーンフラワー)
プレーンフラワーは、日本でいう中力粉のこと。
海外で小麦粉といったら、一般的にはこのプレーンフラワーを指します。
オーストラリアで売られているプレーンフラワーのグルテン量は10%前後。
日本で一般的な「薄力粉」よりもグルテン量が多めです。
日本の薄力粉と同じような粉が欲しい場合、Cake や Low Proteinと書かれたプレーンフラワーが該当します。
お値段はちょっと高めで入手しにくいので、ちょっとこだわりたい方向けです。
ちなみにわたしは、ケーキやお菓子作りにも普通のプレーンフラワーを使っています。
クッキーやマフィンなど硬めの生地を焼くときは問題なし!ですが、やっぱり決めの細かくて柔らかいスポンジケーキを焼くのは難しです。
プレーンフラワーは日本の薄力粉代わりとして、いちばん使いやすい&手に入りやすい小麦粉です。
プレーンフラワーで作るおすすめスイーツレシピ↓

Self Rising Flour(セルフライジングフラワー)
セルフライジングフラワーは、プレーンフラワーにあらかじめベーキングパウダーが混ぜてある粉です。
名前だけ見るとガンダムみたいで格好良いです。セルフライジングガンダム。
一般的に100gあたり小さじ1(約4g)のベーキングパウダーが含まれています。
ベーキングパウダーがもとから入っているのは便利なんですが、セルフライジングだけで焼いたケーキはちょっぴり膨らみが悪い印象。
お菓子なら、マフィンやパンケーキなど、ある程度もちっとした食感がほしいものに使うのがおすすめ。
料理なら、天ぷらの衣に使うと普通の粉よりもさっくり軽く仕上がります。
あとはセルフライジング:水を2:1、塩を1つまみくわえて捏ねると、即席ピザ生地ができるのでこちらぜひ試してみてください!
Baker’s Flour(ベーカーズフラワー)
ベーカーズフラワーは、日本でいう強力粉です。
パンを焼くときにはこの粉を使います。
ブレッドミックス(Bread Mix)という名前で売られていることもあります。
5kgや10kgの大袋で売っていることも多いので、「たくさんパン焼くぞ!」と張り切っている方は大きい袋で買ってしまったほうがコスパは良いです。
ベーカーズフラワーでつくる簡単パンレシピ↓

Whole Meal Flour(ホールミールフラワー)
ホールミールフラワーは全粒粉です。
グルテン量は商品にもよりますが、だいたい10%なので、プレーンフラワーと同じくらい。
食物繊維がたっぷり採れるので、健康志向な方におすすめ!
パン作りの粉の半分を置き換えたり、クッキーなど水分が少ない焼き菓子に使うと、香ばしい風味がより引き立ちます。
Spelt Flour(スペルトフラワー)
スペルトフラワーは、古代小麦という小麦の原種から作られた粉。
一般的な小麦粉よりも
- グルテンが少ない
- 低GI
- 食物繊維も豊富
と、身体に嬉しい小麦粉です!
グルテンの摂取量は控えたいけどお菓子を我慢したくない…という方の願いを叶えてくれます。
スペルト粉は商品によってグルテン量が変わるので、パッケージの「Protein」という欄を見て、用途に合わせたスペルト粉を選びましょう。
オーストラリアのカフェでは、このスペルトフラワーを使ったマフィンを売っているところも!
普通のマフィンよりもどっしりとした食感で、少し独特の風味がクセになります。
薄力粉・中力粉・強力粉の違いをおさらい!ケーキを焼くときの小麦粉はどれ?
オーストラリアで購入できる小麦粉は分かった!でも粉の違いが分からない!という方のために、ここからは「小麦粉の種類やその違い」について解説します。
小麦粉はそれぞれ粉中に含まれるグルテンの量で、
薄力粉・中力粉・強力粉に分けることができます。
使う小麦粉の種類によってパンやお菓子の食感に違いがでてくるので、用途に合わせた小麦粉を選ぶことが重要なポイントです!
お菓子・パン作りの総合サイトcottaさんで「小麦粉徹底比較」という面白いコラムを見つけました!
薄力粉と強力粉など小麦粉の違いはもちろん「小麦粉のブランド毎によるパンやケーキの焼き上がりの違い」も比較されています。
食感や膨らみの違い、生地の扱いやすさ、粉ごとのおすすめレシピなど、とにかく細かーーく解説されているので、食感が良くて香りも良い最高の一品を焼き上げたいんじゃー!というこだわり派の方でも楽しめる内容になっています。
「薄力粉」はクッキーやケーキにおすすめの小麦粉
薄力粉は、グルテン量が8.5%より少ない小麦粉です。
もちもちとした食感が出にくいので、ふわふわしたケーキや、サクッとしたクッキーなど、軽い食感を出したいときにおすすめ。
お菓子以外にも、天ぷら粉、下ごしらえで肉や魚にまぶす粉、からあげの衣など、料理にも幅広く使えるオールマイティーな粉です。
海外ではCake Flour(ケーキフラワー)などの名前で売られています。
「中力粉・準強力粉」はうどんやハード系のパンにおすすめの小麦粉
中力粉・準強力粉は、グルテンが10%前後含まれた小麦粉です。
日本ではあまり見かけない粉ですが、海外では薄力粉よりもこちらの中力粉が一般的。
Plain Flour(プレーンフラワー)や、All-purpose Flour(オールパーパスフラワー)として売られています。
薄力粉と強力粉のちょうど中間に当たる中力粉は、うどんや餃子の皮におすすめ。
バゲットなどハード系のパンや、クロワッサンを焼くのにも向いています。
個人的にはどっしりと食感のあるマフィンが焼きたいときや、パンケーキ、スコーンに使うのも好きです。
「レシピに中力粉って書いてあるけど売ってない!」というときは、薄力粉と強力粉をミックスしてグルテンの量を10%前後に調節しましょう。
例えば、グルテン8%の薄力粉を70g(グルテン量5.6)+グルテン13%の強力粉を30g(グルテン量3.9)ミックスすれば、100gあたりグルテンが9.5%の中力粉ができます
強力粉はパンやピザにおすすめの小麦粉
強力粉は、グルテンが11.5%以上含まれた小麦粉です。
モチモチとひきのある食感になるので、パンやピザ生地、ナン作りにおすすめ。
海外ではBread Flour(ブレッドフラワー)や、Baker's Flour(ベーカーズフラワー)として売られていることが多いです。
cotta 北海道産強力粉 春よ恋100% 2.5kg TS
海外の小麦粉まとめ
海外で購入できる小麦粉の選び方や違いについて、オーストラリアのケースを元にご紹介しました。
ひとくちに「小麦粉」と言っても、その種類は様々。
お菓子やパンなど、作るものによっても使う小麦粉が違うので、正しい粉選びが成功を左右します!
せっかく海外で自炊をするなら、お菓子作りやパン作りにも挑戦してみたいですよね。
そんなときはこの記事を参考にしながら、最適な小麦粉を選んでみて下さい!
自分で作ったお菓子やパンの味は、やっぱり格別です◎
日本で小麦粉を買うときは、cotta で通販するのが簡単&便利!
- 種類豊富な小麦粉からぴったりのものが選べる
- 通販だからまとめ買いしても重い粉を持ち運ばなくてOK
- 作りたいレシピからおすすめの小麦粉が選べる
普段より美味しいパンやケーキを作ってみたい方は、
コメント