こんにちは。
乳製品で打線を組むとしたら4番はチーズ一択
カフェ店員&イラストレーターのえどまゆ(@edmayu_ge)です。

パルメザンはわしが育てた
今回は、チーズ好きのわたしが今いちばんハマっている
「ハルミチーズ(Halloumi cheese)」という不思議なチーズについて、
気になるお味や美味しく食べるためのコツをご紹介します。
- ハルミチーズの味や栄養・カロリー情報
- ハルミチーズを美味しく食べるコツ
- ハルミチーズを使った具体的なレシピの例
オーストラリアの店頭に並ぶ種類豊富なハルミチーズ
オーストラリアでは、スーパーで色んなチーズが購入できるんですが、今回ご紹介する「ハルミチーズ」は、その中でもかなりの個性派!チーズ好きなら1度は食べておきたい逸品です。
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ハルミチーズってどんな味?栄養やカロリーもあわせて紹介!
ハルミチーズは地中海キプロスが発祥のチーズです。
ヤギ乳、羊乳、牛乳などから作れる、セミハードタイプの塩漬けチーズ。
塩漬けチーズなので、少し塩っ気の強い味わいです。
チーズの味わいやクセは、原料となるミルクによっても異なります。
ヤギ乳や羊乳のハルミチーズは少しクセがあり、牛乳のハルミチーズはあっさりとした味わいです。
また、ハルミチーズは「フライパンで焼いても溶けない」という特徴がある、とっても不思議なチーズなんです!
ハルーミチーズ、ハロウミチーズなどと呼ばれることもあり、
英語では「Halloumi Cheese」または「Haloumi Cheese」と表記します。

オーストラリアではHalloumi Cheeseと表記されることが多いです
ハルミチーズの栄養やカロリーは?
ハルミチーズの栄養価・カロリーはこんな感じ
項目 | 数値(100gあたり) |
---|---|
エネルギー | 347kcal |
タンパク質 | 21g |
脂肪(合計) | 28.7g |
飽和脂肪 | 18.5g |
炭水化物 | 19g |
砂糖 | 1.9g |
ナトリウム | 1450mg |
カルシウム | 708mg |
※ オーストラリアのスーパー「Woolworth」で購入した、自社ブランドのハルミチーズをもとに記載しています
ちなみにパッケージで推奨されていた1食あたりの摂取量は30グラム。
今回購入したハルミチーズは1袋が180gだったので、6人分ですね。
(※実際は2人で1度に1/2袋分くらい食べちゃいます)
ハルミチーズを美味しく食べるなら!食べ方のコツを3つ紹介
不思議な食感が魅力のハルミチーズですが、封を開けてそのまま食べると
- ぼそぼそした固い触感
- 塩辛い
と、すこし個性が強すぎて食べにくい……。
ですがひと手間加えることで、とっても美味しいチーズに激変!
ここではハルミチーズをもっと美味しく食べるためのコツを、3つご紹介します。
その1:加熱して温かいうちに食べる
そのまま食べると消しゴムのようなぼそぼそした食感のハルミチーズですが、
加熱することによって柔らかくなります。
また、焼いても溶けないという特徴があるため、外はカリカリ&中は柔らかという天国の食感に……!
焼くことによって香ばしさも加わるため、
必ずフライパンで焼いてから食べることをおすすめします!
冷めるとキュッキュッとした消しゴム食感は復活するので、温かいうちに食べるのも大事なポイントです。

注:焼くと水分が出るので油を敷きすぎるとめっちゃ跳ねます
その2:1cm程度にスライスして食べる
ハルミチーズの「外カリ中トロッ」な触感を楽しむためには、
1cmくらいの薄さに切って食べるのがベスト。
厚すぎると中心部が固くなってしまうし、薄すぎると中までサクサクになってしまいます(これはこれで美味しい)。
薄め~厚めまで薄さを変えつつスライスして、自分好みの食感を探してみるのもいいですね。
その3:軽く塩抜きして食べる
ハルミチーズは塩漬けチーズなので、そのまま食べるとかなり塩辛いです。
サラダに入れるときやサンドイッチに使うときなど、他のソースやドレッシングと食べると、しょっぱすぎると感じるかもしれません。
そんな時はハルミチーズをスライスした後、
30分~1時間ほど水に漬けて塩抜きすると塩辛さがマイルドになります。
長時間漬けすぎると水っぽい味になってしまうので「明日食べるために1晩水に漬けておこう」というのはNG。

今すぐ食べたいから1時間も待ってられない!
という方は、お湯でさっと茹でてもOK。
塩抜きの一手間をかけると、ハルミチーズがさらに風味豊かに&美味しく食べられます。
ハルミチーズで作りたい!具体的なメニューの例
ハルミチーズはオーストラリアでも人気のチーズ。
カフェやレストランでも、ベジタリアン用メニューとしてよくメニューに使われています。
焼いても溶けないので、サンドイッチやサラダ以外にもメニューが多く、いろんな食べ方が楽しめるのも魅力。
わたしが実際にカフェやレストランで実際に目にしたことのある、ハルミチーズのメニューはこちらです。
「ハルミチーズで何作ろう?」と迷った時の参考にしてみてください。
- ハルミチーズバーガー(パティの代わりにハルミチーズを挟んだハンバーガー)
- ハルミチーズのサラダ(グリルしたハルミチーズが入ったサラダ)
- ハルミチーズのフライ(ハルミチーズにパン粉をまぶして揚げたもの)
- ハルミチーズのブルスケッタ(バゲットにハルミチーズと野菜を乗せたオープンサンドイッチ)
- ハルミチーズカレー(お肉の代わりにハルミチーズを入れたカレー)
フライやカレーなど、他のチーズではなかなか真似できない食べ方もあって面白いですね。
ちなみに、わたしのイチオシメニューは、ハルミチーズ×和風が新感覚!な
「照り焼きハルミのサラダ」です。
くわしいレシピはこちら↓

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まとめ
キプロス発祥の不思議なチーズ「ハルミチーズ」について、そのおもしろい特徴や、美味しく食べるためのコツをご紹介しました。
ハルミチーズは、オーストラリアでもベジタリアンメニューとして人気です。
旅行の際は、カフェやレストランで「Halloumi」と書かれたメニューにぜひ挑戦してみてください!
日本ではあまり見かけないチーズなので、少し変わったオーストラリアのお土産としても喜ばれます。(※要冷蔵なので、持ち運びには注意してください)
ただ焼くだけでも十分美味しいですが、あまり味にクセがないチーズなので、ソースと合わせたり、お肉の代わりにカレーに入れるのもおすすめ。
わたしのイチオシレシピはこちらです↓

今回ご紹介した「食べ方のコツ」を参考に調理してみてくださいね!
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