こんにちは。
オーストラリアに住んでいても日本食ばっかり食べている
カフェ店員&イラストレーターのえどまゆ(@edmayu_ge)です。

チキン南蛮がすっき!
今日は、海外暮らしの方&外国人のお友達がいる方必見!
「海外の方に作ると喜ばれる日本食TOP5」をご紹介します。
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シェアハウスや語学学校、職場などで、海外の方から日本食作ってよ!って頼まれたはいいけれど、何を作れば喜ばれるのかわからない…
ってなった経験、ありませんか?
海外の方が喜ぶ日本食を作るのって、実はコツがいるんです!
そこで今回は、
- 海外生活7年
- 海外の方が集まるパーティーで日本食を年に数回作っている
わたしが、これまで海外の方に作った日本食の中から
- 特に喜ばれた日本食のメニューTOP5
- 持ち寄りパーティー用に和食を作るときのコツ&ポイント
をご紹介します。
メニュー選びの参考にしてみてくださいね!
外国人が喜ぶ!パーティーで作りたい日本食TOP5
第5位:冷しゃぶサラダ(Shabu-shabu salad)
「薄切り肉を茹でて冷やしてサラダに乗せるだけ」という、圧倒的な手軽さながら豪華に見える
冷しゃぶサラダが5位にランクイン!
さっぱりしたものが嬉しい、夏場のバーベキューにもおすすめです。
ドレッシングは市販のものを使うと簡単ですが、少しこだわりたい方は、ポン酢をゼラチンで固めた「ポン酢ジュレ」を作ってみてはいかがでしょうか。
「何このゼリー?!」とウケること間違い無しです!
- ゼラチン(2g)を水(大さじ1)でふやかす
- ポン酢(大さじ2)と水(100ml)を混ぜる
- ①と②を合わせてレンジで沸騰させる
- 浅めの容器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で1時間~冷やし固める
- ゼリーをフォークで崩しジュレ状にする 完成!
冷しゃぶサラダを作るときのコツ&ポイント
冷しゃぶサラダに欠かせない薄切り肉ですが、地域によっては手に入りにくい場合も。
オーストラリアならアジア系食品店(アジアンショップ)で冷凍のものが購入できます。
値段は他のお肉に比べるとちょっと高めですが、豚や牛の薄切り肉なら数種類売っています。
料理の難易度こそ低いものの、食材の入手はすこし難しいメニューかもしれません。
第4位:焼き餃子(Pan fried dumplings)
4位は、ラーメンやビールとも相性抜群!
焼き餃子です!
日本では餃子=焼き餃子一般的ですが、
海外で餃子(Dumpling)といえば、飲茶ででてくるような蒸し餃子のほうが有名。
焼き餃子ってあまり食べたことない!という海外の方はけっこう多いので、日本のカリカリジューシーな餃子は、意外性もあり外国人受け抜群!
いつもパーティー会場で焼いて、できたてをサーブするんですが、一瞬で無くなるほど人気ですw
作るのに少し時間はかかりますが、頑張って作る甲斐のあるメニューです!
焼き餃子を作るときのポイント
餃子はやっぱり焼きたてが美味しいので、どこかに持ち寄りするなら「タネを皮に包む」までの手順を自宅で済ませて、会場で焼かせてもらうのがベスト。
なので、キッチンが使えるホームパーティーや、お肉を焼きながら食べるバーベキューの持ち寄りにぴったりです!
肉の横で餃子も焼かせてもらいましょう。
ベジタリアンの方用には、挽肉の代わりに水切りした木綿豆腐を使ってみてください。
第3位:てりやき(Teriyaki)
第3位は、外国人にもファンが多い日本の味
てりやきです!
Teriyakiという単語がそのまま通じるくらい、海外でも浸透している日本食なんですよ。
てりやきチキン、てりやきつくね、てりやきサーモン、てりやき豆腐、てりやき野菜(!?)などなど…バリエーションが増やしやすいのも魅力。
できたてはもちろんですが、冷めても美味しいので、会場までの持ち歩きに時間がかかる場合でも、おすすめの一品です。
てりやきを作るときのポイント
定番のてりやきキチキンのほか、豆腐、サーモン、白身魚、マッシュルームなど、ゲストの好みに合わせて具材を選んでみましょう!
サラダにに乗せててりやきサラダにしたり、ご飯に乗せててりやき丼、サンドイッチや寿司などアレンジの幅も広い優秀メニューです。
てりやきに欠かせない「みりん」は、海外では少し手に入りにくい調味料ですが、そんな時は代用して作っちゃいましょう。
第2位:てまり寿司(Sushi)
ころんとした形が可愛い!
手まり寿司が2位にランクイン。
日本食の中でも、寿司はやっぱり鉄板の人気のメニューです。
寿司といえば「巻き寿司」や「握り寿司」を想像する方も多いかもしれませんが、
個人的に1番外国人ウケすると思う寿司は「てまり寿司」です!
- 見た目が可愛い
- 丸めて具を乗せるだけなので作るのが簡単
- 海苔を使わない(※海苔の風味が苦手な人が多い)
- 出来上がりの数を調整しやすい
と、作る側にもメリットの多い一品。
手まり寿司は海外の日本食レストランでもあまり見かけないので、意外性のある寿司としても喜ばれます。
わたしは「寿司をつくって!」とリクエストされたら、
いつも手まり寿司を5種類(海鮮2:野菜2:お肉1)くらい作っていきます。
てまり寿司を作るときのポイント
「生の魚が苦手」という方も多いので、さしみの代わりに茹でたエビやスモークサーモンを使うと安心・入手するのも簡単です。
ベジタリアン用にはクリームチーズや野菜のお寿司を作ったり、海鮮が苦手な人にはお肉を使ったりと、ゲストの好みに合わせて具材をアレンジしてみましょう。
3位の「てりやきチキン」を手まり寿司にするのもおすすめです。
海外では家に醤油を常備していない方も多いので、お寿司をたべるときの必需品「醤油やわさび」も一緒に持っていきましょう!
第1位:鶏の唐揚げ(Deep fried chicken)
お弁当や居酒屋メニューの定番メニュー
鶏の唐揚げが堂々の1位にランクイン!
「何作るか迷ったら、とりあえず唐揚げ作っておけば間違いない」
ってくらい、外国人受け抜群のメニューなので、何作るか迷ったらとりあえず唐揚げを作っていきましょう。
材料(鶏肉、醤油、酒、片栗粉、ニンニクや生姜)は海外でも購入しやすので、準備しやすいのもメリット。
また、「前日に肉を調味料に漬け込んでおく」→「当日は揚げるだけ」にすれば、当日バタバタすることもなく、味も染みてよりおいしくなります。
鶏の唐揚げを作るときのポイント
定番の鶏肉のほか、白身魚やタコ、イカなどシーフードの唐揚げも喜ばれます。
ベジタリアン用には野菜やきのこ、凍らせた豆腐の唐揚げもおすすめです。
唐揚げのサクサク感をキープしたまま会場まで運びたいときは、
- 油をしっかり切って、キッチンペーパーを下に敷いていく
- 唐揚げを重ねて盛り付けない(蒸気でしんなりしてしまう)
- ラップを使わず隙間をあけたアルミホイルでカバーする
- 衣に片栗粉を入れてよりクリスピーな食感に仕上げる
以上のポイントを参考にしてみてください!
おまけ:意外?!外国人ウケの悪いNG食材に注意
海外の方向けに日本食を作る時の注意点をひとつ。
「苦手な方が多いNG食材」に気をつけましょう!
日本では当たり前にたべられているのに海外の方の味覚には合わないNG食材が意外と多いんです。
- 海苔や昆布など海藻類(青臭い風味)
- さしみ、生の魚(食感と生臭さ)
- オクラ(ネバネバ感)
- 生卵(卵を生で食べる習慣がないから)
- タコ(ぐにゅっとした食感)
- 納豆(強い匂いとネバネバ感)
「生っぽい」「独特の食感」「独特の匂い」がするものは、ほぼNG。
納豆は癖が強いので少し納得ですが、海苔とかタコとか、「これもダメなの?!」という食材が意外とありませんか?
海外ではカリフォルニアロールなど「生魚を使わない巻きずし」が人気なのは、こういったNG食材と関係しているのでしょう。
日本人がだいすきな「たこ焼き」も、意外なNGメニューなので気をつけてくださいね。
海外の方に日本食を作るときは、これからの食材は避けておくと無難です。
「外国人が本当に喜ぶ日本食TOP5」まとめ
「外国人が本当に喜ぶ日本食TOP5」をご紹介しました!
- 鶏の唐揚げ
- てまり寿司
- てりやき
- 焼き餃子
- 冷しゃぶサラダ
という結果になりましたが、日本でも人気&定番の日本食ばかりですね。
海外で持ち寄りパーティーに誘われたり、シェアメイト・ホームステイ先の家族に日本食を作ってあげるときは、ぜひ参考にしてみてください。
日本食レストランで食べるのとは一味違った「家庭の日本食」を食べることは、海外の方にとってもスペシャルな体験になること間違いなしです!
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