こんにちは。
マシュマロ大好きえどまゆ(@edmayu_ge)です。

外国のどでかいマシュマロみるとテンション上がります
今回は、オーストラリアやニュージーランドの伝統的なスイーツ
「パブロバ(Pavlova)」の作り方をご紹介します。
- サクサク+マシュマロ風の不思議な触感
- 材料が手に入りやすくてつくりやすい
- 見た目が華やか
- 小麦粉を使わない(グルテンフリー)
現地ではクリスマスシーズンによく食べられるスイーツなので、
普段と少し変わったクリスマスケーキをお探しの方にもおすすめです。
「パブロバ(Pavlova)」ってどんなケーキ?
パブロバは、メレンゲ(泡立てた卵白)を低温でじっくり焼いて作るケーキ。
オーストラリア・ニュージーランドが起源とされています。
巨大なメレンゲにクリームやフルーツが載ったビジュアルは、インパクト抜群!
白×フルーツのコントラストが映えるので、パーティーでも目を惹きます。
外はカリッとさくさく、中はもっちりしたメレンゲの食感が人気のパブロバ。
メレンゲの優しい味にフルーツの酸味やクリームの甘さが合わさり、意外と軽く食べられます。
メレンゲ自体はシンプルなので、トッピングで味の変化を楽しめるデザートです。

ちなみにパブロバのふんわりしたシルエットは、バレエのチュチュ(スカート)をイメージしているそうです
簡単なのに華やかスイーツ!「パブロバ(Pavlova)」のレシピ
お家でも簡単に作れるパブロバのレシピをご紹介します!
パブロバの材料(2-3人分)
- 卵白 2つ分(約80g)
- グラニュー糖(メレンゲ用) 70g
- コーンスターチ 小さじ1
- レモン汁 小さじ1/2
- 生クリーム 100g
- グラニュー糖(クリーム用) 8g
- トッピング用のフルーツやチョコレート 適量
- 卵はXLサイズを使っています
- 風味良く仕上げるために、レモン汁はボトル入りではなく果実を絞ったものを使いましょう
- 海外で作る場合、お砂糖はCaster sugarを使います
- 生クリームは動物性の純生クリーム(海外:Whipping cream)がおすすめです
- コーンスターチがない場合片栗粉で代用できますが、食感は重めに仕上がります
パブロバの作り方
- オーブンを150度に予熱しておく
- オーブン用のトレーにベーキングペーパーを敷いておく
1.ボウルに卵白を入れ、1分ほどハンドミキサーを使って泡立てる
2.グラニュー糖(メレンゲ用)の1/3量を入れて1分泡立てる
これを2回繰り返す
3.残りのグラニュー糖、レモン汁、コーンスターチを入れる
4.ハンドミキサーの高速で10分ほど、しっかりと角が立つまで泡立てる
5.ペーパーを敷いたオーブントレーの上に、メレンゲをこんもりと載せる
6.スプーンの背を使って表面・側面をならしたら、てっぺんをへこませるように成形する
(※チキンラーメンの卵ポケットを作るようなイメージ)
7.メレンゲをオーブンに入れ、温度を130度に下げて1時間20分ほど焼く
8.焼き上がったらオーブンの電源を切り、ドアを開けずそのまま30分放置
9.30分経ったらメレンゲをオーブンから取り出し、網の上などでよく冷ます
(※ペーパーからはまだ外さない)
触ってみて、外側がカリッと乾燥していたら焼き上がり
10.メレンゲを冷ましているうちにトッピング用の生クリームを仕上げる
クリームにグラニュー糖(クリーム用)を入れ、ボウルの底を氷水に当てながら、8分立て(角が立った後軽くおじぎするくらい)まで泡立てる
11.トッピング用のフルーツは洗ったあとよく水気をふきとり、必要に合わせてカットする
※トッピング用のクリームやフルーツは使うまで冷蔵庫で冷やしておく
12.メレンゲが冷めたらペーパーから外し、食べる直前まで冷蔵庫にいれておく
13.食べる直前になったらメレンゲに生クリームをこんもりとのせ、フルーツなどをトッピングする
完成!できたてをすぐに召し上がれ!
トッピングのアイディア
- いちごやブルーベリーなどベリー系の果物
- 角切りにしたマンゴーやキウイなどトロピカル系の果物
- さくらんぼ(アメリカンチェリーがおすすめ)
- パッションフルーツ
- フルーツのコンポート
- 砕いたオレオやビスケット
- 刻んだチョコレート
- キャラメルソース
- ココナッツファイン
などなど。
あまり水気が多くないフルーツやトッピングを選ぶのがおすすめ。
酸味のあるフルーツを使うと、味にメリハリがでます。
ミントの葉やエディブルフラワー(食用の花)で彩りを加えると、より華やかに!
色を1色で統一したり、チョコを中心にシックに仕上げたりと、アレンジ自在です。
パブロバを美味しく作るためのコツ
外はさっくり、中はもっちりとマシュマロのような食感が特徴のパブロバ。
食感良く仕上げて、より美味しくいただくためのコツをまとめました。
メレンゲはこれでもか!というくらいしっかり泡立てる
メレンゲが仕上がる目安は、最後に砂糖を入れてから約10分後です。
お使いのミキサーによっても異なりますが、7~10分位を目安に泡立ててください。
ハンドミキサーにずっしりと絡むような感覚があり、持ち上げた時にピンと角が立ってお辞儀をしないくらいの硬さが目安です。
このようにお辞儀をしてしまうと、まだ混ぜ足りません
低温でじっくりと焼き上げる
パブロバはメレンゲにうっすらと焼き色が付く程度に仕上げるため、低温のオーブンで時間をかけて焼き上げます。
中をもっちり柔らかく仕上げるためにも、温度調節はキーポイントになります。
温度が高いと焦げ色がついたり大きくひび割れてしまうので、低温で焼き上げましょう。
トッピングの水分をよく切っておく
水気の多い果物や粘度の弱いソースをトッピングすると、メレンゲが水分を吸ってネチョッとした食感になってしまいます。
フルーツの水分をよく拭き取る、生クリームをしっかり8分立てに仕上げるなど、なるべく水分を少なくして食感よく仕上げましょう。
トッピングは食べる直前に
上記と同じ理由ですが、トッピングをしたパブロバを長時間冷蔵庫に入れておくと、湿気てネチョッとした食感になってしまいます。
メレンゲ、クリーム、トッピングはそれぞれ別に冷蔵庫で保管して、食べる直前にトッピングを載せて仕上げましょう。
サクッとした食感を最大限に楽しめます!
まとめ
オーストラリアの伝統菓子、パブロバの作り方をご紹介しました。
焼くのに時間はかかりますが、準備は簡単・材料も少ないので、お家でも作りやすいケーキです。
基本の材料は、卵白・砂糖・レモン汁・コーンスターチの4つだけ!
小麦粉を使わない「グルテンフリー」のスイーツとしても人気です。
トッピングで雰囲気を変えられるので、華やかなフルーツや食用花で可愛く仕上げたり、チョコとブラックチェリーで大人っぽく仕上げたりと、アレンジも楽しめます。
焼きっぱなし感のある見た目も、海外のスイーツらしくてお洒落ですよね。
季節が日本と真逆のオーストラリアでは、クリスマスは夏真っ盛り!
そんな夏にも軽く食べられるパブロバは、クリスマスケーキとしても大人気なんですよ。
季節を問わず楽しめるスイーツなので、クリスマスや誕生日、記念日など、華やかなデザートでサプライズしたい時にぜひ作ってみてくださいね!
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